過去・並びに現在の新聞投稿の実例英語には論理的思考が不可欠です。つい最近までは、新聞へ意見を投じる事で 「論理的思考」の練習をしておりました。限られた字数で、論理的に 筋道と説得性を持たせて私見を展開する事は以外に簡単なことでありません。 逆にそれが出来る様になれば、論理的思考が身に付いている証であり、英語が 通じやすくなります。如何に、沖縄の新聞「琉球新報」に掲載されたものを お見せしましょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1997年7月13日付 「平和憲法と日本の役割」 福岡県 末次 賢治(通訳、30歳) 七月三日に開かれた、沖縄県収用委員会の第五回公開審理の様子を報道で知った。米軍用地強制使用問題について、強制使用対象の飛行場(伊江島)内に 所有する土地がある地主らが、意見発表した。 これら意見発表の中で、特に印象深いのが次の発言である―。「大事な命を 守るために土地を守り、地球上から武器をなくして平和な社会と平和憲法を 守るために、共に頑張っていきたい」―。日本国民および政府は、この発言に耳を傾け、その趣旨を理解し、この発言にあることを、そのまま実行せねばなるまい。 地球上から武器をなくすことこそ、日本の取るべき道である。近年は、 防衛の名の下、防衛力の増強や米国とのタイアップ強化へ動いているようだ。 誠に残念である。日本は、日本の平和憲法を順守して、平和な地球を目指し武力をなくすように働かねばならない。それこそ日本の本当の役目だ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー |